作業所   田植え

赤米の田植えが始まりました。
「自然農法」川口由一さんのお話しを聞いて、奈良の田んぼに行き、本に出版して、13年。3年前から、その農法で、実践です。無農薬、耕さない農法は、本当に周囲の理解も、自分たちの覚悟もなかなかです。
でも、今年は、「愛に満ちた田んぼ作りが大事」いえいえ全てに感謝と愛だと、スタッフ一同、利用者一同、愛を語り、楽しんでたんぼに出ました。
川口さんのお話しで一番大切だったのは、「愛」「感謝」だったことに今頃気付いています。


もちろん、昔ながらの手植えで、2~3本づつ植えていきます。
こうした作業をするなかで、みんなとのやりとりこそが大切なのだと教えられます。できそうもないと思っていた利用者の子が飛び込んで植えていました。感謝です。
作業所   田植え_f0111687_75343.jpg
耕さない田んぼに手で苗を植えていくのは、大変。昨年のように長い棒で穴をあけて植えていたら、今年の作業所職員さん、あっという間にこんないいグッズを手作りしてくれて、みんな大感動!!ありがとう!!やりやすい! こんなふうに愛と感謝はあっという間にみんなを素敵な世界に連れていきます。
作業所   田植え_f0111687_7534042.jpg
作業所   田植え_f0111687_754483.jpg
初めて川口さんの田んぼを見たとき、本当にこれが米の水田???と頭のなかが「?」マークで一杯になったことを思い出します。でもこれが、農薬を使わない、生産性・効率性を求めない、安全で確かなスローライフな農業なのです。
出来高にとらわれない、優しい農法なのです。これで、農薬や機械を使った農業と金銭的には5分と5分。安心・安全、身体にも心にも優しい米作りです。
作業所   田植え_f0111687_143790.jpg
作業所   田植え_f0111687_143295.jpg
(み~み)

by re0chan1 | 2008-06-11 07:57 | ひびつれづれ